こんにちは!今日のコラムを担当させていただく、かめです♪
【かめってこんな人!】
- 絵本屋だっこサポーター
- ひとりっ子11歳ダウン症男子の母
- メンタルかなり弱め
今日は、わが子がいとおしくなる、心と体が疲れたときに読んでほしい!おすすめ絵本をご紹介します!
『うまれるまえのおはなし』~胎内記憶の絵本~
『うまれるまえのおはなし』
えとぶん:ひだのかな代
原作協力:ふぅちゃん
発行:ポエムピース
みなさんは、「胎内記憶」ってご存じですか?
「胎内記憶」とは、子どもがお母さんのお腹の中にいたときの記憶のことです。
科学的な根拠はいまだ解明されていない、神秘的なものですが、3人に1人の割合で胎内記憶が残っているという研究データもあるそうですよ。
記憶の例としては、
「お母さんのお腹の中はあたたかくて気持ちよかった」
とか
「へその緒がからまって苦しくて大変だった」
など。
具体的に話をする子どもが多いようです。
そして、成長とともに記憶がぼやけていくようです。
ご紹介する絵本は、私の息子が幼いころ通い詰めていた、ベビーマッサージの先生の娘さん、ふぅちゃんが記憶していた、お母さんのお腹にやって来るまでの、おそらのうえでの体験をもとにしたお話になります。
絵本のあらすじは、こんな感じ。
神さまや天使たちに手伝ってもらいながら、お母さんになってほしい女性を探し、たましいを作り、地上に降りる準備をして…。赤ちゃんのたまごさんは忙しいようです。
準備が整うと、神さまからプレゼントをひとつ、受け取ります。その中にはキラキラしたプレゼントもあるようですが・・。
そして、ふぅちゃんがお母さんを選んだ理由は……。
一見、選びたくなるキラキラしたプレゼント、実は何か理由があるようです。
ふぅちゃんは、キラキラしたプレゼントを選んだ子は、すごく勇気があって優しい子。そして強い子。私は怖くて選べなかった!と言っていたそうです。
選んだ女性(ベビーマッサージの先生)を幸せにするために、そして、ベビーマッサージと「胎内記憶」を広めてもらうために、選んで生まれて来たんだよ。とも、言っていたそうです。
ふぅちゃんが「胎内記憶」がある理由……それは、「忘れない」というプレゼントをもらったからだそうです。
自分の経験を、お母さんを通じて、たくさんのママに伝えるために……。
私たちも、目的を持って母のもとに生まれ、目的を持ってやってきた子どもをお世話しているんだ……と考えただけで目頭が熱くなってきます。
私の息子は、ダウン症です。心も体も疲れ切っていた私は、このお話を読んで、涙が止まりませんでした。
健常に産んであげられなかった悔しさと後悔、何をやってもうまくいかない自分。
こんなママの事を幸せにしたいと喜んでやってきてくれたなん!!そんなわけないでしょう?間違えてないの?
でも、ありがとう…。
絵本を読んで、そんな気持ちになりました。
ひだのさんの柔らかいタッチの絵が、赤ちゃんたちの思いを包み込み、優しい気持ちにさせてくれます。
ひとりでも子どもさんと一緒でも、とても癒やされること間違いなしです。
みなさんも、いかがでしょうか。
絵本情報のご紹介
~以下、Amazon紹介文より引用~
わたし、ママを選んで生まれてきたの
プレゼントを抱えて・・・
胎内記憶って、知ってますか これは“生まれる前の世界”を忘れずにいた
女の子から聞いたお話です
・・・・・・・・・・
「多くの子どもたちから私も実際に聞きました。
子どもが覚えている“生まれる前の世界”のお話です」
池川 明 (池川クリニック院長・帯文より)
赤ちゃんは生まれてくるとき、
どのママの子どもになろうか、選んでいます。
そして、どんなプレゼントを抱えて生まれてくるかも
自分で決めています。
この絵本は、誰もが経験しているのに忘れてしまう
“生まれる前の世界”のことを、忘れないでいた女の子が
話してくれたお話です。
え と ぶん ひだのかな代
原作協力 ふぅちゃん
協 力 池川明(池川クリニック院長)
一般社団法人 日本たいわ学協会
inochi lab
編 集 古川奈央
装 幀 堀川さゆり
発行人 松﨑義行
発 行 ポエムピース
第2作もあります「うまれるまえのおはなし2」
~以下、Amazon紹介文より引用~
池川明先生推薦! ! 「ママがいてくれるだけでしあわせ」
生まれて生きていくことの感動を、思い出させてくれる絵本
ねぇ ママ きいて
わたし ママのこと
うまれる ずーっと まえから
だいすきだったんだよ!
ふぅちゃんが教えてくれたのは
雲の上にいたときのこと
おなかの中のおはなし
それは私たちが忘れてしまった
大きな愛の記憶でした——(ひだのかな代)
生まれる前の記憶を持つこどもから聞いた、魂のおはなしをもとに、
ひだのかな代が類い稀な想像力で忠実に絵本にした第1作『うまれるまえのおはなし』は 、
多くの読者に、驚きと感動を与え、また孤独を感じる心を癒してくれました。
第2作となる本作は、おかあさんを決め、おなかの中に入ってから
今もこどもがおかあさんに一番伝えたいメッセージを、「今ここにいるこども」の言葉で語ります。
もちろん今作も、胎内記憶を持つこどもから聞いた実話を絵本化したものです。
ぜひ親子で読んで、お楽しみください。きっと会話が盛り上がりますよ。
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