2024年10月21日に実施した絵本屋だっこ勉強会では、マレーシア在住のママさんで多言語絵本で性教育の専門家・阿部えりこさんに、家庭と地域で伝えたい、絵本で始める性教育のポイントなどを教えていただきました。
講座内で教えていただいた絵本について、こちらでもご紹介させていただきます。
阿部えりこさんの講座にご興味のある方は、以下ページよりアーカイブチケット(500円)をご購入のうえ、ご視聴ください。
※絵本屋だっこワンコイン勉強会では、ご利用料が障害児ママ向け相談室の運営費になります。
家庭での性教育におすすめの絵本7選
これからご紹介するのは、えりこさんがこれまで何冊も読まれてきた性教育絵本のなかのおすすめ絵本です。
包括的性教育のなかでは、性教育とは、単に性行為や体の変化に関する部分だけをさすのではなく、人権や多様性といった考え方も含み、自分を大切にする根底の考えを育てるものなのだそうです。
えりこさんの講座内で詳しくご説明くださっているので、詳しく知りたい方はそちらもぜひみてみてください。
気になるものあがあれば、ぜひ育児に取り入れてみてください。
『げっけいのはなし いのちのはなし』
この絵本のアンバサダーも務めていらっしゃるという、えりこさん。講座内では絵本も読み聞かせしてくださいました。
専門家監修で小さな子どもにもわかりやすく、「全国学校図書館協議会選定図書」にもなった絵本だそうです。
『わたしとなかよし』
自己肯定感アップや、セルフケアの方法の学習につながる絵本だそうです。
『ようこそ こどものけんりのほん (コドモエのえほん)』
こちらは、子どもの権利のはじめの一歩を親子で学べる絵本になっています。
『だいじ だいじ どーこだ? 』
小さなお子さんなど、はじめての性教育におすすめの絵本だそうです。プライベートパーツ、セルフケア、境界線、NOという権利、同意についてなどをわかりやすく伝えられます。
『うみとりくの からだのはなし (性とからだの絵本) 』
みんながそれぞれのからだを大切にするためには、どうしたらよいのか考える絵本。こちらも、プライベートパーツ、セルフケア、境界線、NOという権利、同意についてなどをわかりやすく伝えられるそうです。
『ようこそ!思春期:おとなに近づくからだの成長のはなし』
思春期のお子さんを対象とした、少し長めのストーリー。イギリス発で、多様性の考えも取り入れられた新しい絵本だそうです。
性教育絵本を通して自分を大切にしてほしい
えりこさんは、数年前に妹さんの自死を経験されたところから、性教育を通じて自分を大切にする考え方を伝えたいと、活動をされています。
性教育絵本に精通されており、発達段階に合わせた絵本のご提案もしてくださいます。
もしもお子さまの性教育で悩まれている方がいましたら、ぜひえりこさんまで相談してみてください。
阿部えりこさんについて
2024年10月21日に実施した、阿部えりこさんによる講座『家庭と地域で伝えたい性教育』は、アーカイブにてご視聴いただけます。
性教育絵本についてもっと詳しくお聞きになりたい方は、InstagramのDMにて直接えりこさんまでお問い合わせください。
▽阿部えりこさんのInstagram
https://www.instagram.com/eriko.malaysia.kosodate.labo/