みなさん、こんにちは。絵本屋だっこサポーターのインコパパと申します🦜
5羽の鳥さんと暮らす先天性肢体不自由・医療的ケア者です!
物心着いた時には重度障害児者と関わっていて、高等部あたりから、独学ではありますが自閉症や染色体異常、特別支援…等を学び、現在は、強度行動障害や盲ろう、重度重複障害を主に学んでおります。
重心児の支援やおすすめあそび②”一緒に触る”を意識しよう♪
突然ですが、保護者の方だけでなく、療育の先生や支援学校の先生のみなさんにもお聞きします…
触らせていませんか??
僕の経験上ですが、触らせる方が多いです!
重症児者デイで いっしょに触っていた姿を目にした時…ウルっとなりましたw
あー、この子の意思を尊重してもらえてるんだ……ってグッときましたね…
さあ、なんのことか、下記にご説明してきます(^^♪
重心児との関わり方のコツ【一緒に触る】を大切にしましょう♪
重症心身障害児との関りでは、【いっしょに さわる】ということがとても大切です。
理由は、過敏などがあるお子さんが多いから。嫌な刺激を緩和して、少しずつ慣れさせてあげるためにも、一緒に触るという過程は大切です。
また、工作でも遊びの活動でも、無理に触らせることは本人の意思を無視していることになりかねません。本人の意思を尊重して、ゆっくり、活動へ誘導してあげられるといいですね♪
「触らせる」のではなく、「一緒に触る」、意識してみてください。
コツ①これから触るよ?と予告をする
重症心身障害や過敏のあるお子さんに触れる機会は、遊びのほかにもいろいろあります。
着替え、オムツ替え、はみがきなど……
そんなときに、いきなりお子さんに触って大人が支援をしたのでは、子どもの意思を無視していることにもなりかねませんね。
触る前にできる合図として、
- 手遊びで予告する
- 手話やマカトンサインで合図する
- 実物を見せる・一緒に触る
といったやり方がおすすめです。
あそびでこれから使うおもちゃや絵本、介助で使うスプーン、シリンジ、歯ブラシ、オムツやパジャマなどの実物を、一緒に触ることで、これからする行動を予告することができます。
何をするのか? どこに行くのか? 知ることは大切なことですが、言葉を聞いて理解することが難しい子や人は実物が有効です。
なれてきたら、その実物の一部やミニチュアを貼り付けたカードにすると、持ち運びもより楽になります♡
コツ②【伝わる伝え方】を教える
重い障害のある子どもたちには、触れることを通じて、コミュニケーションを取りながら【伝わる伝え方】を教えていくことも大切です。
例えば、以下のような関りから始めてみるのもおすすめ。
- 一緒に触る手でテーブル叩く
- 手びょうし遊びをして、大人の手に触れて動かす
これらの遊びのなかで、もし子どもさんがタッチやマネして叩く動作などをしてきたら
「トントンしたねぇ!! すごーい!いぇーい!!」
みたいな感じでフィードバックしてあげます。
『伝わったよ! 伝わったからいっぱいあそぼ!!』を伝える方法としては、お子さんからのアクション後に、大人が以下のようなアクションをしてあげるといいですね。
- バンバン連打してあげる
- 高速でパチパチ拍手をする
このような<子どもからのアクション→大人からのフィードバック>を繰り返すことで、意思表示が難しいお子さんにも【伝わる伝え方】を教えることができます!
ぜひ、みなさんもやってみてね☝
インコパパさんプロフィール
肢体不自由・気管切開当事者の医ケア男子です!!
5人のインコと暮らしながら動物愛護を啓発したり
自閉症や強度行動障害、重度重複障害支援などを
学びながら実践したりSNSで紹介したりしています!
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