このページでは、”売り上げを寄付に”という目的で作家さんからご提供いただいた作品をご紹介します。
絵本の内容は子どもから大人が楽しめるものまでさまざま。ぜひ内容をご確認のうえ、寄付のための購入を検討してみてくださいね。
※このページで紹介している作品の売り上げは、作者の承諾のうえ絵本屋だっこアカウントから出版し、売り上げを全額、障害児支援のための寄付としてNPO法人絵本屋だっこの運営費とさせていただきます。
※このほか、しょうじあいか作の絵本の売り上げはすべて寄付となります。
- 【寄付作品】7月1日出版 みんなのイラストでつくった絵本『だっこむらをすくえ!~ヒーローわるものだいがっせん~』
- めくみ「まるまるにじゅうまる」
- kidsnaco「ゆめちゃんのいえで」
- Nim「savvy~?~おわかり?~」
- よしのなお「どこだ どこだ」
- 吃音を知る絵本「うまくしゃべれないぼくは、へん?」
- 10月15日出版『GOじいじGO』福祉の未来を考える絵本|作:たかのだいすけ
- 【寄付作品】12月19日出版『穴の開いた人間ポー』作:ひらつかゆか
- 【寄付作品】『コンちゃんと毛糸のマフラー』作:さとうひろこ
- 【寄付作品】1月15日出版『あかねちゃんとたいちゃん』作:オンラインST研究会
- 【寄付作品】4月12日出版『小鳥と木』piroko×さとうひろこ
【寄付作品】7月1日出版 みんなのイラストでつくった絵本『だっこむらをすくえ!~ヒーローわるものだいがっせん~』
この絵本は、障害の有無を問わず0〜18歳までの子どもたちからヒーローと敵キャライラストを募集、そこへストーリーをつけ絵本化したものです。
ご応募いただいた方のなかには重い障害をもつお子さんも多く、ときにはお母さんも一緒に、さまざまな思いを込めてイラストを描いてくれました。
絵本ストーリーは、絵本屋だっこのサポートメンバーとも協力しながら作成。キャラの特徴は、応援者のアイデアをもとにしています。
ぜひ素敵なキャラたちの活躍をお楽しみください!
ラストには、テーマソングと一緒に全応募キャラの紹介も。すべてのキャラが、絵本のどこかに登場していますので、探してみてください。
おまけのミニストーリーは、内部作家のにじぱぱさんからご提供いただきました。パパママには、ぐっとくる内容になっていると思います。
なお、絵本の売り上げは全額、NPO法人絵本屋だっこへの寄付になり、障害児施設等への絵本配布資金にあてられます。
下記ページで、本編登場キャラと作者の紹介、受賞者の発表をしています。あわせてご覧ください♪
▼YouTubeの読み聞かせ動画
障害のある子もないこもみんないっしょに。
みんなのイラストから作った絵本『だっこむらをすくえ!』
さく:しょうじあいか&絵本屋だっこサポーターズ
絵:応募してくれた子どもたち
◾️絵本サイズ
A4スクエア
◾️対象年齢
5歳程度~
【寄付作品】6月1日出版 インクルーシブ歌絵本『ねえきいて』作:
この絵本は、障害児を対象とした音楽教室を運営する長江祐子さんと、障害児の母で絵本作家のしょうじあいかが、「障がいがあってもなくても楽しめる歌絵本をつくりたい」との思いで、合作で作った作品です。
内容は2人で考え、イラストをしょうじが作成、完成した絵本に長江が歌をつけ、触れ合い遊びとしても楽しめるよう、しょうじが触れ合い遊びを考案しました。
絵本内には、楽譜や歌動画、触れ合い遊びの動画をQRコードで掲載。就学前くらいまでのお子さんには「音あて遊び」として、また重い障害があるお子さんでも耳や触れ合いの感覚から楽しめる内容となっています。
この絵本は障害児支援を目的とするサイト「絵本屋だっこ」で管理し、絵本の売上は全額、障害児支援のための寄付とさせていただきます。
障害の有無を問わず、多くのお子さんに楽しんでもらえる絵本となることを祈っています。
▼YouTubeの読み聞かせ動画(作曲・歌:長江祐子)
▼絵本を使った触れ合い遊び
インクルーシブ歌絵本『ねえきいて』
さく:長江祐子
絵:しょうじあいか
◾️絵本サイズ
A4スクエア
◾️対象年齢
0歳~
2024年3月15日出版『絵カード絵本4種』フリーダウンロードも可能!
【意思伝達用】【自宅用】【事業所用】【学校用】とそれぞれの場面ごとに使える絵カード集『絵カード絵本』を出版しました!
こちらの絵本は、Instagramからアイデアを募り、みなさまからのリクエスト絵カードも追加しながら作ったものです。
元特別支援学校教諭の所属作家よしのなおさんが、たくさんのイラストを描いてくださいました!
ポップでかわいく、視覚的に捉えやすいイラストとなっています。
『絵カード絵本4種』
イラスト:よしのなお
◾️絵本サイズ
A5スクエア(15㎝×15㎝)
※この絵本の売り上げは全額、立ち上げ予定のNPOへの寄付となります。
それぞれ絵カードイラストはPDFでダウンロードが可能です。持ち運んで使いたい方は絵本で、ミニ絵カード等でご使用の方はダウンロードデータをご使用ください♪
①【意思伝達用】絵カード絵本
<収録絵カード>
- うるさい
- まぶしい
- てつだって
- つかれた
- おなかがすいた
- といれにいきたい
- いたい
- のみものがのみたい
- うんちがでた
- おしっこがでた
- ばつ・だめ
- まる・いい
- ありがとう
- ごめんなさい
- おはよう
- こんにちは
- さようなら
- くつをはきたい
- きっぷをかいたい
- はなまる よくできました
- かして
- おかわりほしい
②【自宅用】絵カード絵本
<収録絵カード>
- きがえをする
- といれにいく
- おむつをかえる
- てをあらう
- ごはんをたべる
- おやつをたべる
- おもちゃであそぶ
- そとであそぶ
- おふろにはいる
- くすりをのむ
- くるまにのる
- がっこうにいく
- びょういんにいく
- デイにいく
- りょういくにいく
- リハビリにいく
- からだをふく
- ヘルパーさんがくるよ
- でんしゃにのるよ
- バスにのるよ
- ねむい
- はみがきをする
- はなまる よくできました
- ばつ・だめ
- まる・いい
③【事業所用】絵カード絵本
<収録絵カード>
- きがえをする
- といれにいく
- おむつをかえる
- てをあらう
- ごはんをたべる
- おやつをたべる
- おもちゃであそぶ
- そとであそぶ
- いえにかえる
- くるまにのる
- おはよう
- こんにちは
- さようなら
- はなまる よくできました
- ばつ・だめ
- まる・いい
④【学校用】絵カード絵本
<収録絵カード>
- きがえをする
- といれにいく
- おむつをかえる
- てをあらう
- きゅうしょくをたべる
- いえにかえる
- できました
- もっとやりたい
- むずかしい
- おしえてください
- あそぼう
- ねむい
- おかわりほしい
- 車いすからおりたい
- 車いすにのりたい
- ひとのきゅうしょくはたべません
- だきつかない
- かわりにタッチ
- かして
- つかれた
- がんばりました
- おはようございます
- こんにちは
- さようなら
- はなまる よくできました
- ばつ・だめ
- まる・いい
めくみ「まるまるにじゅうまる」
「まるまるにじゅうまる」
■サイズ:縦型A5サイズ
■対象年齢:1~5歳程度
絵本大賞受賞作品であり選定図書にも選ばれた『ヨンタさんのおしごと』の作者、めくみによる形あそび絵本です。覚えやすいリズムとはっきりした色合いで、障害があってもなくても楽しめますよ♪
英語版「Round rond double circle」
▼英語版の読み聞かせ動画
kidsnaco「ゆめちゃんのいえで」
「ゆめちゃんのいえで」
■サイズ:縦型A5サイズ
■対象年齢:4歳程度~
『ゆめちゃんのいえで』は、車いすに乗った女の子が、動物たちと力をあわせてある挑戦をする物語です。障害やコンプレックスへの見方を変える一冊に。
英語版「Yume’s First Time Adventure」
▼英語版の読み聞かせ動画
Nim「savvy~?~おわかり?~」
「savvy~?~おわかり?~」
■サイズ:横型A5サイズ
■対象年齢:0歳~
『savvy~?~おわかり?~』は、スクエアを基調としたカラフルでポップなアート作品を描くアーティストNimによる子ども向け絵本です。クセになる繰り返しの言葉とインパクトのあるイラストと色使いで、独自の世界へ引き込まれます。
※savvy は「理解した」「分かった」を意味するスラングです。
スペイン語の sabe usted(知っていますか)に由来するそうです。
英語版「Savvy?」
英語版もあります♪
▼英語版の読み聞かせ動画
よしのなお「どこだ どこだ」
「どこだ どこだ」
■サイズ:スクエアA4サイズ
■対象年齢:0歳~
※作者の希望により、この絵本の売り上げは、障害児支援のための寄付となります。
絵本「どこだどこだ」は、特別支援学校の教師として勤務経験のある、よしのなおさんに考案いただき制作した絵本です。
先生と子どもたちの触れ合いのツールとなる絵本を、また子どもたちにとっては身体認識の獲得につながる絵本をとの思いで作成されました。
障がいがあってもなくても楽しめるインクルーシブな内容となっています。
まずは動画から、ぜひチェックしてみてください!
▼読み聞かせ動画
英語版「Where? Where?」
英語版もあります♪
▼英語版の読み聞かせ動画
吃音を知る絵本「うまくしゃべれないぼくは、へん?」
この絵本は、北海道吃音・失語症ネットワークさまから依頼を受け、しょうじあいかが作成しました。
話すことに苦手さがありながら、吃音を知らず、ひとりで悩んでいる子どもたちへ向け作った絵本です。
脚本は、吃音当事者の方々からも意見をいただきながら、時間をかけて話し合いを重ねて作成しました。話すことに悩んでいる方の勇気になる一冊になればと思います。
この絵本は、北海道吃音・失語症ネットワークさまより、道内の言葉の教室や、各自治体の役所に配られる予定です。
Amazon版絵本の売り上げは、北海道吃音・失語症ネットワークさまのご意向により、全額、障害児支援のための寄付とさせていただきます。
▼読み聞かせ動画を公開しています
「うまくしゃべれないぼくは、へん?」作:しょうじあいか
■サイズ:A4スクエア
■対象年齢:5歳程度~
【吃音に関するお問い合わせ】
▼北海道吃音・失語症ネットワークHP
https://hokkaidokitsuonshitsugo.wordpress.com
【その他SNS】
https://twitter.com/hokkai_kitu?s=21&t=bw5o_VnNvBs2C-IxmjPnnQ
▼note(吃音のあれこれ、当事者インタビューなど)
https://instagram.com/hokkai_kitu?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
【聴覚障がい児専門デイサービス】放課後デイサービス ふくろう
……吃音や聴覚障がいのあるお子さんを中心に、ことばの相談や練習をメインに活動。学習につまづきのあるお子さんも受け入れています。
〈問い合わせ・所在地〉
札幌市北区北32条西12丁目1-15 NUビル6F
070-4539-7211
kitsu.net.2021@gmail.com
※北海道吃音・失語症ネットワーク事務所への問い合わせもこちらへお願いいたします。
10月15日出版『GOじいじGO』福祉の未来を考える絵本|作:たかのだいすけ
この絵本は、『札幌 福祉のしゃべりば』を主催されている、たかのだいすけさんからのご依頼で制作しました。
内容は、施設住まいを余儀なくされようとするおじいちゃんが、ある日、未来へタイムスリップし、200年後の福祉を目にするというもの。
札幌の社会福祉協議会で勤務されている高野さん。この絵本には、誰もが暮らしやすい社会への想いが込められています。
イラストの制作をご依頼いただき、絵本のほうは寄付作品としてご提供いただきました。
イラスト対応は、絵本屋だっこ所属作家であり医療的ケア児のママでもある、のだそのえさん。手描きで丁寧に仕上げていただきました。
絵本デザインは、サポーターとして所属いただいている、ゆうこさん(そうくんママ)。
動画の読み聞かせは、同じくサポーターのなおみさんにご対応いただきました♪
サポーターの障害児ママたちと力をあわせて仕上げた作品、ぜひみてみてくださいね。
絵本の売り上げは、全額、NPO活動での絵本配布資金といたします。
▼読み聞かせ動画を公開しています
『GOじいじGO ~在宅不可能?おじいちゃんが未来へ~ 』
脚本:たかのだいすけ イラスト:のだそのえ
◾️絵本サイズ
B5スクエア
◾️対象
中学生程度〜大人
【寄付作品】12月19日出版『穴の開いた人間ポー』作:ひらつかゆか
この絵本は、デザイナーの平紋(ひらもん)こと、ひらつかゆかさんが描かれた作品です。絵本屋だっこへの寄付作品としてご提供いただきました。
この絵本には、ゆかさん自身が感じた「病気を受け入れるまでの葛藤」が描かれています。
さすがデザイナーさん、表紙デザインまで完璧に作られた素晴らしい作品。物語は少しだけ、しょうじあいかのほうで表現の提案をさせていただきました。
ぜひみなさんも手にとって絵本を読んでみてください。
▼YouTubeの読み聞かせ動画
『穴の開いた人間ポー』
さく:ひらつかゆか
◾️絵本サイズ
A5横型
◾️対象年齢
5歳程度~
【寄付作品】『コンちゃんと毛糸のマフラー』作:さとうひろこ
この絵本は、宮城県で野菜づくりとカフェなどをされている佐藤洋子さんがつくられました。
主人公は、柴犬のコンちゃん。社会人時代、なかなか人と打ち解けられず、社会に苦しさを感じていた洋子さんを、救ってくれたのがコンちゃんなんだそうです。
コンちゃんは、いつも寄り添うように家族と一緒にいてくれ、洋子さんの心をほぐしていってくれたそう。
そんなコンちゃん、今では洋子さんの大切な家族の一員。マスコットとして描きたいと、絵本を描き始めたそうです。
「コンちゃんと毛糸のマフラー」には、洋子さんからコンちゃんへの、ありがとうの気持ちを込めてつくられたそうですよ。
命の尊さや豊かな心を育むこと、小さなしあわせをとことん大切に描きたいと、洋子さんは言います。
「コンちゃんと毛糸のマフラー」は、読んだ人だれもが、ほっこり優しい気持ちになれる作品だと思います。
ぜひみなさんも手にとって絵本を読んでみてください。
なお、営まれているカフェ内では、しょうじの絵本も販売や読み聞かせをしてくださるとのこと。何かできることをというお気持ちが、本当に、ありがたいです。
▼YouTubeの読み聞かせ動画
『コンちゃんと毛糸のマフラー』
さく:さとうひろこ
◾️絵本サイズ
A4スクエア
◾️対象年齢
3歳程度~
【寄付作品】1月15日出版『あかねちゃんとたいちゃん』作:オンラインST研究会
この絵本は、国家資格である、話す、聞く、食べるのスペシャリスト、言語聴覚士(ST)有志がコロナ禍で結成した団体【オンラインST研究会】が考案したSTの教材絵本です。
著作権を気にせずに使える教材を作りたいということで、絵本屋だっこへの寄付作品として制作するに至りました。
無償で出版支援をさせていただくかわりに、売り上げをNPOでの絵本配布の資金にさせていただきます。
絵本「あかねちゃんとたいちゃん」は、女の子とひよこのたいちゃんの可愛い物語。
オノマトペがたくさん入った絵本で、楽しみながら発音の練習もできる絵本です。
今後もオンライン臨床に使える絵本を作製していきたいとのことですので、次回作もご期待ください♪
▼オンラインST研究会HP
https://online-speech-therapy.jp/
▼YouTubeの読み聞かせ動画
『あかねちゃんとたいちゃん』
さく:オンラインST研究会
◾️絵本サイズ
A4スクエア
◾️対象年齢
年少~
【寄付作品】4月12日出版『小鳥と木』piroko×さとうひろこ
この絵本は、以前、絵本屋だっこへ作品のご寄付をいただいた「コンちゃんと毛糸のマフラー」の作者さとうひろこさんと、水彩の素敵な絵を描かれている画家pirokoさんの合作で作られた作品です。
画集絵本として楽しんでほしいとのことで、手描きで描かれた繊細かつ美しいイラストにご注目ください。
ストーリーは、いじめられて泣いていた小鳥と、木のおじいさんの対話で進行します。木のおじいさんからの優しい語り掛けで、最後は自分らしく大空へ羽ばたいていく小鳥の物語には、作者ひろこさんからの優しいメッセージが込められていると感じました。
ぜひ手に取り、お二人の優しい世界をのぞいてみてください。
▼YouTubeの読み聞かせ動画
『小鳥と木』
さく:さとうひろこ
絵:piroko
◾️絵本サイズ
A4スクエア
◾️対象年齢
小学生~大人向け
【寄付を目的に作品を提供してくださる作家さんを募集中】
絵本屋だっこでは、障害児支援の輪を広げるため、作品を提供してくださる作家さんを募集しています。
- 絵本で社会貢献をしたい
- 収入がなくても作品を形にしたい
- 絵本コンテストに通らなかった作品がある
そんな方がいらっしゃいましたら、ぜひ出版をサポートさせてください。
絵本に限らず、どんなジャンルでもかまいません。無償でKDP出版を支援し、こちらのページにて作品を掲載させていただきます。
詳しくは、作家募集のページをご確認のうえ、公式LINEよりお問い合わせください。