お悩み・お役立ち PR

みんなの体験談「梅雨型熱中症にそなえる 熱がこもりやすい子の対策とは?」|絵本屋だっこコラム

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは!絵本屋だっこコラム担当・相談室ピアサポーターのアイスです♪
ちょっとだけ自己紹介します。

【アイスってこんな人!】

  • 寝ること・食べることが好きなアラフォー薬剤師
  • 2人姉妹を育てており、次女が医療的ケア満載の重心児
  • 福祉の支援やケアが必要な子の日常生活について、お母さん同士でおしゃべりしちゃう感覚でコラムを読んでもらえたら嬉しいです。

今回のコラム記事は、連載企画『ママたちの体験談』。

もうすぐ、夏本番。6月は、夏本番を前に、じっとりとした湿気とともに気温もぐんぐん上昇する時期です。

特に、梅雨前後は、気温がそれほど高くなくても、湿度が高いため、体内で熱がこもりやすく、熱中症になりやすい条件が揃っています。

実は、熱中症による救急搬送は、8月よりも6月や7月が多いと知っていますか?

一般的に、気温が25℃前後、湿度が80%近くになると、室内で過ごしていても熱中症の危険があると言われています。

熱中症予防には、水分補給をこまめに行い、暑さ対策(冷房、風通しなど)を適切に行うことが重要です。

みんなのこもり熱対策~障害児ママたちの体験談~

ここからは、障害児ママたちへのアンケート結果をご紹介します。
ママたちには、以下の質問に回答していただきました。

  1. 子どもの特性
    (医療的ケア/重心/発達障害から選ぶ)
  2. 子どもの年齢、性別
  3. 子どものこもり熱(風邪の熱ではない)の予防と対策
  4. クーリングに便利なアイテム
  5. 保護者のクーリングに使うアイテム

ケース1 13歳・重心児ダウン症・男の子のこもり熱対策

かめさんの似顔絵を描いたのは……よしのなおさん♪
似顔絵サービスはこちら>>

①子どもの特性(医療的ケア/重心/発達障害から選ぶ)

重心

②子どもの年齢、性別

13歳、男子。

③子どものこもり熱(風邪の熱ではない)の予防と対策

④クーリングに便利なアイテム

⑤保護者のクーリングに使うアイテム

冷却ネックリング、冷えピタ、凍らせた水のペットボトル。

部屋の環境調整は、以下のようにしています。

  • 除湿の使い方
    あまりにジメジメする時は、エアコンの除湿を使っています。
  • 冷房の使い方
    冷暖房ともにですが、暑すぎず寒すぎずを意識して。
    室温25〜26℃をベースに、調整しながら使っています。
    子どもの寝室も、暑い日は同様に。
    なるべく付けたり消したりを繰り返さないように、気を付けています。
  • リビングと寝室は、縦のブラインドカーテンにしています。
    光の加減によって開閉を調節しています。
  • 空気清浄機はフル稼働しています。

 

(NPO法人絵本屋だっこ理事・相談室ピアサポーターかめ

ケース2 7歳・医ケアあり重心児・女の子のこもり熱対策

アイスの似顔絵を描いたのは……のだそのえさん♪
似顔絵サービスはこちら>> 

①子どもの特性(医療的ケア/重心/発達障害から選ぶ)

医療的ケアありの重心児
(気管切開、経管栄養、夜間人工呼吸器)

②子どもの年齢、性別

7歳、女の子。

冷えピタやガーゼにくるんだ保冷剤を首の裏に貼ったり、あてたりしています。
(リンパを冷やす)

また、冷却ボディジェルクールスプレーなどを朝イチのまだ暑さを感じないタイミングで早めに仕込んだり、昼に塗り直したりしています。服にスプレーするタイプのクーリングアイテムが、体に塗るよりも冷えた気がします。

顔と手を洗う時は水オンリー、ほてった体を鎮めます。

風通しの良い洋服を着て、靴下はしっかり履いて、体の内部は冷やさないようにクールダウンを心がけています。(冷やすのは、体の外側のみとの感覚で)

 

(NPO法人絵本屋だっこ理事・相談室ピアサポーター アイス

ケース3 9歳・発達障害・女の子のこもり熱対策

①子どもの特性(医療的ケア/重心/発達障害から選ぶ)

発達障害

②子どもの年齢、性別

9歳、女子。

③子どものこもり熱(風邪の熱ではない)の予防と対策

④クーリングに便利なアイテム

⑤保護者のクーリングに使うアイテム

昨年の猛暑時でも川の水は冷たく、短時間足を入れて涼んでいた時もあります。
それ以外は保冷剤を首に巻いたり、扇風機やエアコンを使っていました。

エアコンを使うときは、初めに除湿にしてから冷房に切り替えるほうが気持ちが良い気がします。

 

相談室ピアサポーターなおみ

ケース4 8歳と6歳・発達障害・男の子のこもり熱対策

①子どもの特性(医療的ケア/重心/発達障害から選ぶ)

発達障害

8歳と6歳の男の子。

③子どものこもり熱(風邪の熱ではない)の予防と対策

④クーリングに便利なアイテム

⑤保護者のクーリングに使うアイテム

室内では、クールネック冷えピタなどを使います。
また、冷房を使う時には、直接体に当たらないように、温度調整と風向きに気をつけています!

 

(サポートスタッフ うづき)

ケース5 10歳・医ケアあり・女の子のこもり熱対策

絵本屋だっこ相談室ピアサポーターnao

Naoさんの似顔絵を描いたのは……ノアさん♪
似顔絵サービスはこちら>> 

①子どもの特性(医療的ケア/重心/発達障害から選ぶ)

医療的ケアあり、重心児
(気管切開、胃ろう、夜間人工呼吸器)

②子どもの年齢、性別

10歳、女の子

③子どものこもり熱(風邪の熱ではない)の予防と対策

④クーリングに便利なアイテム

⑤保護者のクーリングに使うアイテム

  • 室内
    クーラーは苦手なので、なるべく使わないようにしています。
    窓を開けたり、扇風機を活用したりしています。
    クーラーを使う際は、設定温度は低くせず、風向きを上向きにして、扇風機も併用して、冷気が直接体にあたらないようにしています。
  • 外出時
    扇子や折りたたみのうちわを持参することもあります。
    汗拭きシートでスッキリするのもおすすめです。

 

(ピアサポーター Nao)

ケース6 25歳・重症心身障害者・女の子のこもり熱対策

①子どもの特性(医療的ケア/重心/発達障害から選ぶ)

重心(医療的ケアなし)

②子どもの年齢、性別

25歳、女子。

③子どものこもり熱(風邪の熱ではない)の予防と対策

④クーリングに便利なアイテム

⑤保護者のクーリングに使うアイテム

  • coolタイプの肌着や服
  • 冷感タオル(濡らして使用)

就寝時は、凍らせたペットボトルにペットボトルカバーを付けたものを、ももの付け根などに置いて冷やします。

窓は(暑くない時期も)目隠しも兼ねて、すだれと日よけシェードを利用しています。本来は、シェードを窓の外側へ取り付けるものを、敢えて室内に下げています。
今は化学繊維タイプのものを使っていますが、アルミタイプを下げていたこともあります。シェードは軽くて扱いやすいので、おすすめです。
個人的には、竹や葦の自然素材のすだれは、自然に光がもれて強い日差しはカットできるところが好きです(竹製は重たいのが難点)。

冷房の使い方として、こまめに消したり付けたりするのではなく、多少設定温度を高めにしつつ風量自動でつけたままのほうが電力を使わずに済むと聞き、扇風機との併用で乗り切ることが多くなりました。それでも電気代は高いですが…

冷房は、使い始めが一番電力を使うそうです。
30分家を空けるなら消したほうがいいみたいです。

 

(ピアサポーター スピリチュアルカウンセラー杏子)

ケース7 13歳・ダウン症・男の子のこもり熱対策

Naoさんの似顔絵を描いたのは……Yuiさん♪
似顔絵サービスはこちら>> 

①子どもの特性(医療的ケア/重心/発達障害から選ぶ)

重度知的、身体障害。

②子どもの年齢、性別

13歳、男の子。

③子どものこもり熱(風邪の熱ではない)の予防と対策

④クーリングに便利なアイテム

⑤保護者のクーリングに使うアイテム

なし

 

(NPO法人絵本屋だっこ理事・相談室ピアサポーター あけみ

ケース8 13歳・重心児・男の子のこもり熱対策

しょうじあいかの似顔絵を描いたのは……障害者アーティスト立藤絆吏さん♪
似顔絵サービスはこちら>> 

①子どもの特性(医療的ケア/重心/発達障害から選ぶ)

重心

②子どもの年齢、性別

13歳、男の子。

③子どものこもり熱(風邪の熱ではない)の予防と対策

④クーリングに便利なアイテム

自宅ではクーラーを使用していたので、クーリングが必要なタイミングは主に夏場のお出かけの時でした。お出かけ用に、ベビーカー用保冷シートを冷やしておくと便利でした。
保冷剤のスペアがあると使いやすいと思います。

⑤保護者のクーリングに使うアイテム

保護者は特に保冷はせず。こまめな水分摂取くらいです。

 

絵本屋だっこ代表 しょうじあいか

ケース9 28歳・医ケア当事者のこもり熱対策

①特性

インコパパ 28歳 医療的ケア当事者
熱こもりやすい とにかく暑いのが苦手

②年齢、性別

28歳、男

③こもり熱の予防と対策

④クーリングに便利なアイテム


 

(サポーター インコパパ 28歳 医療的ケア当事者)

みんなのこもり熱対策-障害児ママたちの体験談】まとめ

障害児ママたちの体験談

不安定な気候が続く昨今の日本の気候。
本格的な夏がくるまでに、暑さに対する対策を考えておくことをおすすめします。

体験談を書いてくれたママたちの子供の年齢も障害もさまざまです。
子どもの状態はそれぞれ違っても、ケアの方法についてはお互い参考になるところがあるかと思います。

赤ちゃんから成人した後のケアまで幅広くコラムに書いていますので、ぜひ参考にして下さい。

親子共に少しでも休息する時間が増えますように。

体の疲れが取れて、笑顔で過ごす時間が増えますように。

私は一人じゃないんだ。と感じてもらえたら、私もうれしく思います。

 

NPO法人絵本屋だっこ理事・相談室ピアサポーター アイス

 

ほかのコラム記事を読む

 

ひとりで悩んでしまう方は『絵本屋だっこ相談室』へご相談ください

絵本屋だっこ相談室

絵本屋だっこでは、障害児ママたちが安心して相談できる場所をつくるため、また、障害児がいて外で働けないママたちの居場所をつくるため、『絵本屋だっこ相談室』を開設しました♪

ぜひお気軽に、ご相談にきてくださいね。

絵本屋だっこ相談室はこちら

 

新米ママたちへ向けたお役立ち情報の掲載

こちらのコラムページでは、重心児や自閉症・発達障害などの障害児を育てる先輩ママたちにご協力いただき、新米ママたちへ向けたお役立ち情報を発信していきます!

<コラムに載せる内容例>

  • 障害児ママたちの体験談まとめ【連載企画】
  • 障害児向けの便利グッズ
  • 障害児育児のお役立ち情報
  • 障害児が使える福祉サービスについて
  • 障害児の将来に関すること など……

今、子どもに障害を宣告され、不安いっぱいのママたち、まだまだ子どもが小さく先が見えず不安なママたちへ、必要な情報を届けられればと思っています。

コラム掲載のご案内は、公式LINEやインスタなどで行なっていきますので、ぜひチェックしにきてくださいね!

▼公式LINEのご登録・お問い合わせはこちら

友だち追加

▼絵本屋だっこInstagram

絵本屋だっこのインスタ

絵本屋だっこのインスタをフォロー>>

コラム記事を書いてみたい方を募集中!

絵本屋だっこでは、子どもに障害があって外に働きに出られないママたちの働き場所をつくる取り組みをスタートさせました。こちらのコラム記事執筆も、そのひとつです。

報酬は多くは出せませんが、お手伝いいただける方がいればぜひ公式LINEよりお問い合わせください。一緒に活躍の場をつくっていきましょう!

▼公式LINEのご登録・お問い合わせはこちら

友だち追加

ボランティアさんも募集中♪

絵本屋だっこコラムでは、障害児ママ以外にも、情報発信をしてくださる方を募集します♪

たとえば、特別支援学校の先生、リハビリの先生、デイのスタッフさんなど、障害児ママたちの不安を解消できるような情報発信をしたいという方がいましたら、ぜひご協力ください!

みなさまのあたたかなご協力をお待ちしております(^^♪

ほかのコラム記事を読む