このページでは、絵本をKDP(Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング)で出版したいと考えている方へ、KDP出版までに必要な作業をマニュアル化し公開しています。ぜひ参考にしてくださいね。
今回は、KDPで絵本を出すまでの流れと必要なものをご紹介します。
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KDP出版で絵本を作成するまでの流れ
まず初めに、KDP出版までに必要な作業を簡単にご紹介します。KDP出版までの流れは、以下のとおりです。
- ステップ①:絵本サイズを決める
- ステップ②:絵本サイズより大きなサイズでイラストを作成
- ステップ③:イラストを絵本のページに合わせてPDF化する
- ステップ④:絵本サイズに合わせて表紙をつくる
- ステップ⑤:KDPに登録する(アカウント作成)
- ステップ⑥:KDPにデータ入稿&出版手続き
- ステップ⑦:Amazonで販売開始(出版手続きから最大72時間以内)
はじめに出版する絵本サイズを決める理由は、印刷時に画質が落ちる失敗を防ぐ目的です。A4(210mm×297mm)以上など、大きめのサイズで作っている場合は問題ありません。
また、KDP出版に向けた絵本作りでは、絵本と本文をひとまとめにしてデータとしてアップロードできるよう、PDF化や画像化する必要があります。
KDPにアップロード可能なデータは、本文・表紙ともにPDFとなっています(※紙の本として出版する場合)。
※電子書籍の場合、本文がmobi(コミッククリエイターでPDFから変換)、表紙がJPEGで用意する必要があります。
KDP絵本出版で用意が必要なもの
KDP出版で必要なものは、以下のとおりです。
- PC(推奨):イラストのPDF化とKDP手続きのため
- タブレット(推奨):イラスト作成&取り込みをスムーズにするため
- 自分名義の口座:KDPの振込用
手書きでイラストを作成される場合、自宅プリンターやコンビニ等でスキャナー取り込みの作業が必要です。またイラストによっては画質が落ちる可能性があります。
そのため、iPad等を使用した電子データでのイラスト作成をおすすめします。
またKDP出版では、操作画面がPC仕様となっているため、PCで入稿等の作業をすることをおすすめします。PCがない場合、タブレットなどでも代用可能です。
KDP絵本出版までの作業におすすめのアプリ
イラスト作成やタブレット・PC・スマホ間でのデータのやりとりをスムーズにするため、以下のようなアプリを使用すると便利です。
- タブレットのお絵かきアプリ
- ドロップボックス(データ共有アプリ)
- canvaもしくはパワーポイント(文字入れとPDF化用)
お絵描きアプリは無料で使えるものがたくさんあります(アイビスペイントやClip STUDIOなど)。使用中に広告が入るなどの不便さはありますが、画質は問題なく絵本にも使用できます。
ドロップボックスなどのデータ共有アプリを使用すると、画像の取り込みがスムーズにできます。ドロップボックスはスマホ・タブレット・PCそれぞれに入れておくことで、ツール間でデータを共有できるようになります。
また絵本の文字入れやPDF化には、PCソフトのパワーポイントや、canvaというアプリが便利です。canvaはスマホ用・PC用アプリ、オンラインソフト(サイト)があります。
※上記に紹介したアプリはすべて無料で利用できます。
次は、KDPアカウントの作り方をご紹介します。
KDP絵本出版のマニュアルをご用意しています
絵本屋だっこでは、絵本を作りたい作家さんを応援するため、KDP出版までに必要な工程をすべてマニュアル化し、無料で公開しています。マニュアルは以下のページより一覧でご確認いただけます。
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