このページでは、障害のあるお子さまを抱えたママたちへ向けて描かれた優しい絵本をご紹介します。
障害児育児は普通の子以上に手もかかりますし、他の子と比べてしまったり、母親としてダメなんじゃないかと落ち込んだりすることも多いもの。
そんなママたちに読んでもらいたい、癒しや自己受容につながる内容です。
ぜひご自身のために、ご覧になってみてくださいね。
障害児ママのための絵本
以下は、病気や障害など特性のある子どもを育てるママ向けとして作られた作品です。障害児ママや、カウンセラー資格をお持ちの作家さんが描かれています。
【出版支援】『お母さん、気づいて!』作やまみぃやまみぃ
この絵本を描いたのは、自閉症児の子育て経験のあるお母さん、絵本屋だっこ相談室リーダーで、ピアサポーターのやまみぃさんです。
お子さんは絵本屋だっこの公認サポーターしんくんで、自閉症と知的障害がありながら英語など多彩な才能をもつ22歳の青年です。
現在は能力をいかしておうちや障害者雇用で働きつつ、自分の好きなことも存分に楽しむしんくんですが、小さなころは相当の苦労があったよう。
そんな、小さいころのしんくんの子育てから得た気づきを、お母さんのやまみぃさんがポエム絵本にしてくださいました。
イラストも、悩みながらご自身で描く決断をされ、ゼロからイラストづくりに挑戦されています。
自閉症児や特性のあるお子さんの育児に悩まれている方には、何かヒントになるかもしれません。ぜひみてみてくださいね。
▼読み聞かせ動画を公開しています
(今回の読み聞かせは……) 絵本屋だっこに「SAVVY?~おわかり?~」の絵本を寄付いただいた、サポーターのNimさんがご対応くださいました! 素敵な声に、癒されますね♪
『お母さん、気づいて! 』
さく:やまみぃやまみぃ
◾️絵本サイズ
A5縦型
◾️対象
大人向け
【出版支援】テッペイ作『よくがんばったね。』
この絵本は、カウンセラーであり絵本作家のテッペイさんにご協力いただき、障害がある子どもをもった母親向け絵本として制作しました。イラストは一枚一枚、手書きで描かれています。
制作にあたり、テッペイさんは、お子さんに障害のある親御さんへお話しを聞きに行かれたり、障害児施設に取材に行かれたりしたそうです。
こうした努力もあり、本作品には親御さんたちのお気持ちに寄り添った言葉がたくさん詰まっています。
無意識に自分を責めてしまうという親御さんに、ぜひご一読いただきたい一冊です。
ちなみに、動画のナレーションはしょうじあいかが担当したのですが、過去の自分と重なりすぎて涙が止まらず、何度も読み直しました。
障害児の親だけでなく、子どもを育てるすべての母親に、響く絵本だと思います。